設立趣意書 |
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特定非営利活動法人 新居まちネット 設立趣旨書
1 趣 旨
新居町は、江戸時代に関所がおかれるとともに、東海道53次の宿場町として栄え、町内には江戸時代につくられた町割が現代まで継承されてきました。そのため歴史的資源が豊富に存在し、この地域の歴史や文化を継承した暮らしが息づいています。そのなかで新居関所は、日本で唯一現存する関所として、国の史跡の中でも特に重要な特別史跡の指定を受け、わが国の貴重な財産となっております。
現在、地域では、新居関所や旅籠紀伊国屋、芸者置屋小松楼等の歴史的な建造物や街並みを活かした住民主体の活動がすすめられ、町では、新居関所周辺整備事業等が進められるなど、官民一体となった取り組みがおこなわれています。
今後、新居地域は、歴史や文化を活かしたまちづくりのみならず、大きく変わる社会状況のなか、少子高齢化社会に対応し、地域にあったコミュニティ関係を築き、環境や福祉といった分野への活動を広げ、各種団体が連携できる仕組づくりを創出する必要があります。
本法人は、歴史と文化により培われてきた新居のよい伝統を守り後世に伝え残す活動を基本とし、それに加え、地域に根ざした団体組織の支援や、団体間のネットワーク促進等により、住民はもとより、来訪者にとっても、魅力あふれる地域とすることを目指します。住民自ら考え、行動する住民主導のまちづくりを進めることを目的とし、特定非営利活動法人新居まちネットを設立いたします。
平成21年12月25日
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